PR

土地勘が全くない首都圏で住まい選びがうまくできる?首都圏の不動産会社は手数料とか、高い金額を請求されるのかな?
移住先での住まい探しは地域性もわからないので不安は大きいです。たとえ賃貸物件でも、地方から首都圏への遠方に引っ越して、すぐに後悔したくないですよね。
地方に住みながら首都圏の賃貸物件を探すには、ネットで物件を選択して内覧するほうが良いです。
地方からわざわざ首都圏まで物件探しに行くのだから、時間も有効に使いましょう。
この記事では、実際に地方から首都圏へ移住したケアマネの私が、「住まい探しで感じたギャップ」と「ケアマネ視点での物件選びのコツ」を詳しく解説します。
この記事を読むと首都圏での住まい探しの不安がある程度は解決できます。今から物件を探す人は最後まで読んでください。
こんな人に読んでほしい
- 地方と首都圏での賃貸の違いがわからない
- 土地勘の無い場所での物件探し、何をポイントに探したらいいか迷ってる
- 首都圏で環境が変わって、住まいはストレスなく過ごしたい
首都圏の家探しで戸惑った4つのギャップとは?
長年地方で暮らしていた私は、首都圏での物件内覧に初めて行き、その違いに困惑しました。
間取りの違いやエリアでの物件変化、首都圏独自の費用設定など、首都圏物件は地方とのギャップが大きいです。
ケアマネが地方から首都圏へ移住するために必要な仕事探しのコツはこちらの記事を参考に。
ケアマネージャーが移住して働くには?後悔しない仕事探しのコツ7選
間取り感覚と1畳の広さの違い
関東の1畳は地方よりも狭い
地方にもよりますが、私の住んでいた地方は京間(本間)と言って一番大きなタイプ。
関東は江戸間が基本で、集合住宅では団地間と言うもっと狭いタイプもあります。
✅地域での違い
名称 | サイズ(㌢) | 面積(㎡) | 主な地域 |
---|---|---|---|
京間(本間) | 191.0 × 95.5 | 1.82 | 関西・西日本・九州地方 |
江戸間 | 176.0 × 87.8~88 | 1.54~1.55 | 関東圏 |

同じ「6畳」でも京間なら約10.9㎡、江戸間なら約9.2㎡となり、面積に大きな差が生じます
「2LDK=ゆったり」のイメージが、首都圏では「コンパクトなカップル・単身向け」の広さに感じます。
狭い建て面積に部屋数を作る
首都圏の部屋は、狭い土地面積に複数の部屋を作っていることが多く1部屋が狭いです。
これは土地代が高いことが原因だと考えられますが、1部屋を広々使えていた地方とはかなりのギャップです。
また戸建ての家には土地の狭さから、2階や屋根裏収納があることが多いです。

「1部屋を広く・部屋数少なく・平屋好き」の私にとっては希望が叶いませんね。
家賃の高さと謎に付いてくる初期費用
地方では敷金・礼金・仲介手数料・前家賃で、初期費用が「家賃5か月分」になることもあります。
首都圏では敷金・礼金なしの物件が多く、一見初期費用が安いイメージがあります。しかし実際の初期費用は地方より首都圏のほうが高額です。
✅地方と首都圏の初期費用の違い
項目 | 首都圏(関東) | 地方(全般) |
---|---|---|
敷金・礼金 | 無料〜1ヶ月分 | 両方で2ヶ月分が平均 |
保証金 | よくある | 無いことが多い |
前家賃 | 日割り➕翌月分 | ←同じ |
仲介手数料 | 1ヶ月分➕税 | ←同じ |
火災保険 | 必須 | ←同じ |
鍵交換費用 | 3千円〜1万円 | 必要に応じて |
安心サポート | 月300円〜1000円相場 | 無い場合が多い |
その他経費 | 虫駆除代など物件による | 特に無い |

首都圏では敷金・礼金無料の物件が多いですが、他費用が必要になるため、初期費用は首都圏の方が高いです
特に安心サポートや虫駆除代は、全く不必要な経費に感じますが、物件を借りられないので支払うしか無いです。
物件の回転が速い&内見予約が取りにくい
人気の物件は「ちょっと考えたい」と保留するとすぐに埋まってしまします。スピード勝負なので、事前に条件整理が必須です。
不動産会社も内見日当日に申し込みを勧めてきます。条件を事前に整理してネットで物件を絞って内見に行くことをお勧めします。
2年で更新料が1ヶ月分発生する
一番私が大きい出費と思う費用がこの更新料です。普通借家契約で2年たびに新家賃の1ヶ月分が発生します。
物件の場所や新家賃に納得できない人は、このタイミングで引越しする人が多いです。
ただ引っ越しするたびに初期費用と引っ越し費用がかかるため、計画的に考える必要があります。
ケアマネ視点で見た「仕事との両立に向いた物件」とは?
土地勘の無い首都圏へ引っ越しする場合、どこに住むのかが仕事にも大きく影響します。

ケアマネの仕事を考えた上での物件探しのポイントを紹介します
住まいエリアを沿線で探すときにはこちらの記事を参考に。
【2025年版】首都圏移住者向け:住みやすさ重視!ケアマネにおすすめの沿線ランキング7選
通勤アクセスは最重要
特に自宅訪問をする居宅ケアマネの場合、階段・坂道、バス停も駅も遠いエリアは移動負担が大きくなります。
おすすめのエリアは、最寄り駅から徒歩10分圏内の物件が利便性に優れます。
しかし駅近物件は家賃も高くなるので、バスを使うことが必要となるケースも多いです。
バスを使って駅に向かう場合は、バス停から駅までの乗車時間を20分以内に絞ると、通勤負担が少ないです。

私が最初に住んだ物件は、バス乗車時間が30分で、駅までの移動がとても負担になりました。
職場と生活圏が重なると心身の負担が減る
通勤や訪問の移動時間が短いだけで疲労感が激減します。特に夜勤がないケアマネ業務では「朝の通勤ラッシュ回避」が可能ならベストです。
職場と日常生活の地域が同じなら、移動のストレス軽減に加え、地域性を覚えられます。
スーパーやドラッグストア、病院へのアクセス
生活に必要な施設が徒歩圏にそろっていると、時間効率もよく精神的にも安心できます。
一人暮らしをするのなら、コンビニでも日々の食事には困りませんが、割高なのでやはりスーパーが良いです。
徒歩圏内に必要な店舗が揃っているのがもちろん理想ですが、バスや駅が近くなら困ることは無いです。

特に病院は住まいの近くに必要な科が揃わないことが多く、相性もあるのでアクセスが良ければ良しとしましょう。
ケアマネが首都圏で家探しをする際の3つのコツ
地方から首都圏へ出る最初の家探しは、どこのエリアに住むのが良いのかがわからず迷いますよね。

ここでは最低限これだけはしておくべき初めての家探しのコツをまとめました。
地方から首都圏への移住準備の内容はこちらの記事を参考に。
地方から首都圏へ移住する前に準備すべき5つのこと!ケアマネの私が実体験から語る!
転職先エリアの「沿線」でまず探す
転職先が決まってから家探しを始めるのが基本なので、職場の最寄駅を軸にその沿線から逆算して探します。s

例えば「中央線の〇〇駅を軸に、徒歩10分圏内、家賃7万円以下」などです。
駅にもよりますが、メイン駅からの徒歩10分圏内は家賃が高い、または家賃を抑えると物件の質が下がります。
物件の住み心地を重視するなら、駅から徒歩10分以上離れていても選択肢に入れる方が良い場合もあります。

駅から徒歩30分かかるなら、駅までのバスアクセスが良い物件を選ぶと失敗しません。
「SUUMO」「ホームズ」などのポータルサイトで検索しまくる
賃貸物件はポータルサイトで毎日更新されています。新着物件も要チェックです。
ポータルサイトで物件条件を絞る手順
- 1、希望する条件を全て入力して検索
- 2、妥協できる条件を1つずつ外しながら検索して選択肢を広げる
ポータルだけでは出てこない掘り出し物も多数ありますが、地方にいながら物件を探すならポータルサイトで十分です。
フリーレントや仲介手数料無料などの特典付き物件も探す
家賃が最初の一定期間無料になるフリーレント契約は初期費用を抑えたい人には大きなメリットです。
大手不動産サイトでも検索条件を「フリーレント」で絞ることもできます。
同じ物件を様々なポータルサイトで掲載しているので、特典付きを探すのも良い方法です。
この記事のまとめ
ケアマネとして首都圏に移住する場合、物件選びは生活と仕事のバランスに直結します。
地方から首都圏への移住では、事前にポータルサイトで内覧する物件を絞って予約しましょう。

限られた時間を有効に使えるように、計画的に行動するのがポイントです。
ポータルサイトでの検索は複数利用して、初期費用や特典などの違いを調べると好条件が見つかるかもしれません。
地方とは異なる家探しの特徴を把握し、通勤・家賃・立地のバランスが取れた物件で快適に過ごせる工夫をしましょう。